ANAAL NATHRAKH

(アナル・ナスラーク)

ANAAL NATHRAKH

Member

V.I.T.R.I.O.L. - Vocals
Mick kenney - Instruments

ANAAL NATHRAKH Biography

1999年初頭、1つ目のデモが、同年9月には2作目のデモが創られる。デモは好評で、その結果Leviaphonic Recordsと契約し、その2枚のデモを1CDにしてリリースされたのが「TOTAL FUCKING NECRO」だった。ヨーロッパやアメリカ、南米、アジアといった世界中でかなりの数が売れたそう。 バンドはインターネット上でも成功を見せる。Mp3.comのブラック・メタル・チャートでトップ5に入り、30,000回のダウンロードを記録する。そんな中バンドは1stアルバムである「THE CODEX NECRO」をイギリスのレーベル、Mordgrimmからリリースする。このアルバムによってANAAL NATHRAKHはTerrorizer誌で2001年度のベスト・ニューカマーに選ばれその年の編集者が選ぶアルバムの8位にランクされた。その後、バンドはゲストにMAYHEMのアッティラとABORYMのセスを迎え制作されたミニ・アルバム「WHEN FIRE RAINS DOWN FROM THE SKY, MANKIND WILL REAP AS IT HAS SOWN」を発表し、Terrorizer誌ではCD of the Monthにも選ばれるなど好評を得る。またイギリスのレーベル、Rage Of Achillesから「TOTAL FUCKING NECRO」が2曲のデモを追加して2in1で限定盤としてリリースしたのもこの頃だった。そして何と2003年12月16日、ナショナル・ラジオBBCでジョン・ピールがDJを務める番組でANAAL NATHRAKHの音源がロンドンのスタジオから放送された。これはインターネットを通しても放送された。このことが各方面で話題となり2004年の初め、MAYHEMやCARPATHIAN FOREST等が所属するSeason Of Mistと契約に至る。
そして2004年の暮れに2ndアルバム「DOMINE NON ES DIGNUS」の発表にこぎつける。このアルバムも各方面で絶賛され、いよいよ本格的に世界中にその名を知らしめる土台作りが完成した。その2ndアルバムの圧倒的なリアクションを受け、BBCラジオが再び全国放送で彼等のライヴ音源をリクエストしてきた。しかしフル・メンバーがいない為、ヴェントノール(gu)、ケミカル・ノヴァ(key)、そしてこのバンドではEmbrynomousとして参加しているNAPALM DEATHのシェーン・エンバリー(Ba)と、CRADLE OF FILTHやDIMMU BORGIRの元メンバーであるニック・バーカー(Dr)にヘルプを要請しなんとかライヴを完成させる。
続く2006年遂に日本デビュー盤でもある3rdアルバム「ESCHATON」の制作に取り掛かり、NECRODEATH STUDIOでレコーディング。同じくSeason Of Mistからリリースされた。ちなみにこのアルバムにはMAYHEMのアッティラ・シハーと、ライヴ・メンバーでもあるシェーン・エンバリーがゲストで参加している。

2007年バンドは早くも本作のレコーディングに取り掛かる。今作にはゲストとしてアメリカのグラインド・バンド、CIRCLE OF DEAD CHILDRENのジョサマ・ビン・ホルヴァスが"Genetic Noose"で参加している。またお馴染みNAPALM DEATHのシェーン・エンバリーも数曲で参加している。ちなみに海外では本作からイルマーターことミック・ケニーとシェーン・エンバリーのレーベルであるFETO RECORDSからリリースされている。訳1年と短いスパンで創り上げた本作ではあるが、今まで以上の狂気と絶望に満ちた邪悪度満載のアルバムに仕上がっている。