HOWLING BULL

97年にオハイオ州デイトンにて産まれたハードコア・バンドTWELVE TRIBES。結成後、6曲入りのデモ「TWELVE TRIBES」を自主制作し、その後POISON THE WELLらとのツアーでその名を知らしめていく。そして地元で仲の良かったニュースクール・ハードコア・バンド、MORNING AGAINのメンバーが運営するEULOGY RECORDINGSと契約を果たし、1stアルバム「AS FEATHERS TO FLOWERS AND PETALS TO WINGS」EP「INSTRUMENTS」の2枚をリリースする。この2枚の作品は日本のニュースクール・ハードコア・マニアの間で絶賛されることとなった。そのメンバーは流動的に入れ替わり続ける中でもHELLFESTへの参戦などで一気に注目を集め、FERRET MUSICとの契約に成功する。04年6月に同レーベルより2ndアルバム「THE REBIRTH OF TRAGEDY」をリリースし、再度HELLFESTへ参加、KITTIE、36 CRAZYFITSらとの全米ツアー、SOULFLY、ILL NINOらとのツアーにより、活動の幅を広げていったのだった。

そして通算3枚目となるフル・アルバムが本作である。06年5月にAndreas Magnusson (SCARLET、BURY YOUR DEAD) とスタジオに入り、レコーディングを始めた。ミックスはEric Rachel (ATREYU、GOD FORBID) が担当。

DEFTONESやTOOLに通じるヘヴィー・グルーヴにPOISON THE WELLのモダンな叙情性を加味させ、更にはPANTERA、LAMB OF GODのブルータリティーをも取り込んだTWELVE TRIBES節は、現代のラウド・ミュージック・シーンに大いなる波紋を呼び起こす!!!