kamomekamome

(カモメカモメ)

kamomekamome

Member

向達郎(ヴォーカル)
白金史人(ギター)
織田壮一郎(ギター)
中瀬賢三(ベース)
嶌田"MARCY"政司(ドラム)

サポートベースメンバー
SUCKLIE
上沼靖彦

kamomekamome Biography

KCHC(柏シティ・ハードコア)の代表格だったヌンチャクの元ヴォーカリストでもある向(むかい)が、ヌンチャク解散後、2002年初頭に新たに結成したバンドがkamomekamomeである。
当初は向(Vo)、織田(G)、嶌田(Dr)に元スイッチスタイルの中瀬(B)を加えた4人編成バンドであったが、中瀬が個人的な理由で脱退。そこでベースに上沼(現buddhistson)をヘルプ(現在は正式メンバー)に招き、本格的なバンドとして活動を再開させる。2002年末に2曲入デモCDを制作。500枚程ではあったが瞬時に完売。2003年に白金(G)が加入し、ライブハウス、柏市近郊の野外イベントなどに出演。その強烈無二な楽曲とパフォーマンスで注目を浴びる様になる。

kamomekamomeのサウンドを活字にするのはそう容易では無い。一緒に括れる様なバンドが、まず見当たらないのである。「向が新たにバンドを組んだ」と言うだけで気になる人も少なく無いだろう。しかし、そこにだけ着目している人は相当痛い目に会う覚悟を。ジャンルを問わず、常に良質の音楽にアンテナを張っているギターの織田。彼のフィルターを通して弾き出されるダイナミックでいて、ピアノの旋律を彷佛させる繊細なリフワーク。それに呼応する様に、正確かつ変拍子を多用した嶌田のフリーキーなドラミング。かと言って彼が簡単に悦に入らないのは、バンド全体の「鳴り物」として心掛けているからだろう。上沼のダンサブルだが、どこか暗鬱としたニュアンスを感じさせるベースラインが他のバンドとの違いを如実に表し、「気が触れる一歩手前、そして恍惚」をギターで見事に演出するもう1人のギター白金の指は、K.Kサウンドの【凶器】となる。そしてもう一つの【狂気】がK.Kサウンドに命を吹き込む。それが向のヴォーカルだ!後期のヌンチャク以降聴かせてきた独自のポップセンスに磨きを掛け、無意味なボキャブラリーを削り、あるがまま自分の言葉を叫び、年甲斐も無く踊る。文字にしたらこんな感じか?初の本格的な音源となる束とのSPLIT CD『小声凍る』を2003年12月にリリースし、各方面から絶賛されている。
そして、2005年1月待望の初のフル・アルバムのレコーディングをセルフ・プロデュースで開始。同年7月に1stフル・アルバム『kamomekamome』としてリリース。その後、TASTE OF CHAOS TOUR大阪公演やインディーズ中心のフェスIndependence-D 2005に出演。その後沖縄でのライヴ等を経て、2007年2月に行われるIndependence-D 2007(2/3 STREET ROCK DAY)にも再度出演予定だ。

discography

kamomekamome
2005.07.06