HOWLING BULL

98年、ノース・カロライナ州シャーロットにてHOPESFALLは結成する。99年にDTS RECORDSより1stアルバム「THE FRAILTY OF WORDS」をリリース。初のフル・アルバムをリリースし勢いに乗った彼らは、同年7月にCORNERSTONE FESTIVALへ出演を果たす。そしてEIGHTEEN VISIONS、SPITFIREとのツアーをこなした彼らは、メンバー・チェンジやツアー中のアクシデントなどの様々なトラブルを乗り越え、TAKEHOLD RECORDSと契約し、「NO WINGS TO SPEAK OF」EPを発表。この音源で、バンドは各方面から絶賛を受け、このEPは海を越えたこの日本でも大きな話題を呼んだ。こうして、その名を確実に全米に知らしめていった彼らは、02年10月ハードコア/メタル・シーンのビッグ・レーベルTRUSTKILL RECORDSへ移籍を果たす。やがて完成した2ndアルバム「SATELLITE YEARS」は、前作EPを遥かに凌ぐ大傑作で確固たる人気を確立したのだ。ここからツアーの規模も大きくなり、THE ATARIS、COHEED & CAMBRIA、KILLSWITCH ENGAGE、THE JULIANA THEORYらと共にツアーに出る。そして3rdアルバム「A TYPES」にてスクリームを取り除いた壮大なロック・バンドへと大成長を遂げる。それまでとは比べ物にならないほどの広いフィールドで活躍し始め、周囲の期待がマックスまで高まった今、待望の4thアルバム「MAGNETIC NORTH」が遂に完成! ギタリストのJoshは、この新作について次のように語る。
『俺たちの音楽はスパイシーでヘヴィー。グランジ全盛時のSMASHING PUMPKINS、DINOSAUR Jr.、HUM、そしてPIXIESなどの音楽に、俺たちはもっとでっかくて、よりヘヴィなリフをぶち込んだんだ! アルバム毎に新しいものを作り出していくバンドが好きなんだよね。そして俺たち自身もそうあろうと努力してる。次のアルバムではソングライティング、全体のスタイルの両面での変化と進化を期待しててくれ!』 この新作の制作には、1年近く時間を費やしたという。AS CITIES BURN、AS TALL AS LIONSなどを手がけたMike Wattsがプロデューサーとして迎え入れられ、ニューヨークのロングアイランドにあるVudu Studiosにてレコーディングが行われた。
作品毎に格段のスケール・アップを果たし、周囲の度肝を抜く彼らは、もはや誰にも止められない!!!

2年前のWARPED TOURで毎日のようにHOPESFALLに会えたことは光栄だよ。ただ美しく、ダイナミックなサウンドのバンドというだけでなく、美しい男子たちなんだ。「MAGNETIC NORTH」は人々に、本当に感情的な衝動から生まれるパワフルな音楽というのがどういうものなのかを知らしめる作品になったと思う。よく戻ってきたな、みんな! Matt Davies(Vo) / FUNERAL FOR A FRIEND

爽快に恐れ知らずで革新的な作品だ。ロックというものが水で薄まったゴミで飽和状態になっている中で、HOPESFALLはリスナーを更に高いところに連れて行った。心と魂に満ちた「MAGNETIC NORTH」は、間違いなく彼らの作品の中でも最高の類に属すると言える。他のバンドはここ何年も彼らを食い物にしてきたのさ。この作品をもって、このバンドはそれ相応の評価を受けるべきだ。
Colin Frangicetto(G) / CIRCA SURVIVE

HOPESFALLの興味深く、そしてクリエイティブな作曲能力はアルバムごとに進化している。そしてこのアルバムでは飛躍的に成長を遂げている。 Chris Rubey(G) / THE DEVIL WEARS PRADA