デス・メタル界の巨人JOB FOR A COWBOYから新作アルバムの発表!
デス・メタル界のゴリアテ、JOB FOR A COWBOYが新作スタジオ・アルバム「Demonocracy」を発表。発売日は本国アメリカで4月10日。2011年に発売されたEP「Gloom」全4曲がボーナス・トラックとして収録された日本盤は4月11日に発売される。プロデュースはBlack Dahlia Murder、Whitechapel、Trivium等を手掛けたジェイソン・スーコフ。カバー・アートはブレント・エリオット・ホワイトがデザインしている。
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最新ラインナップでレコーディングされた新作「Demonocracy」はどどまるところを知らない俗悪さと強力な嫌悪感に溢れている。彼らは今に至るまで精力的なツアー活動を続けること、敵意を剥き出しにした影響力のある作品を作り続けることで、強力なファンのサポートを獲得している。そして、この2012年の新作はJOB FOR A COWBOY史上、最高にハングリーな作品に仕上がっている。
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メンバーは「どれだけその時代が非情であったかは、音楽でのみ伝えることができる」と語っている。
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リード・シングル「Nourishment Through Bloodshed」はコチラで試聴可能だ。
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2009年「Ruination」は世間にもファンにも高く評価された作品だった。従って彼らにとって「Ruination II」といったタイプのアルバムを作れば成功するだろう。しかし彼らの新作「Demonocracy」は彼ら独特のサウンドを完全に1つ上のレベルまで昇華させた期待以上の音楽的な成長を遂げた作品となったのだ。ガリガリとした爆発的なオープニング曲「Children Of Deceit」、混乱と緊張の「The Deity Misconception」、考えさせ、心臓をよじらせる「Tarnished Gluttony」など様々なタイプの曲が収録されており、厭世と剥き出しの怒りが作品の最初から最後までリスナーの首を締め付ける。
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この成長のカギは新メンバーが加わったことによるものも大きい。トニー・サニカンドロはアルがDESPISED ICONに居た時代にセッションをしたことがあるギタリストだ。またCEPHALIC CARNAGEのべーシスト、ニック・シェンジェロスが加わった。この2人は最初の段階ではツアー・ミュージシャンとしてJFACで演奏していたが、直ぐに正式メンバーとなり、2011年発売のEP「Gloom」から既に一緒に作曲作業なども行っている。
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ギタリストのトニーはJFACの特徴的なサウンドに自分の複雑なギター・スタイルが加えることができたことを誇りに思っている。「彼は「俺は自分がこのバンドに更にオールド・スクールなギターのアプローチを加えたと思う。俺が加入する前は、あまりリード・ギターが前面に出たタイプのバンドではなかったが、今回の作品では俺の人生で最高の仕事ができたと思う」と語っている。
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また、新ベーシストであるニックのベース・スキルも驚異的だ。彼はJFACにおいてメタル・ベースの無限の可能性を見出していくと言っている。彼は「CEPHALIC CARNAGEはカオティックで迫力のあるライブ・パフォーマンスと広いメタル・スタイルで知られている。俺はその経験の全てをJFACの優秀なメンバーの才能と組み合わせて行きたい」と語った。
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